| 松田聖子 | 当時32歳・本厄 | ジェフスキャンダル勃発 | |
| ダイアナ妃 | 当時32歳・本厄 | 離婚・不倫告発で窮地 | |
| 林葉直子 | 当時31歳・前厄 | 中原名人との不倫発覚 | |
| 安部定 | 当時31歳・前厄 | 安部定事件で逮捕 |
|
平成7年度の国勢調査のよると、女性の離婚率が最も高いのが厄年にあたる31〜33歳。この年齢の離婚率は全年齢の平均離婚率に比べ、およそ2割増しとなっている。 |
地方によって諸説さまざまだが、一般的には男性は4のつく年、女性は7のつく年がよくない年とされる。厄を払う方法としては、木の実を厄年の数だけ集め、それを3日3晩外気にさらしたあと、近所の庭先で焼くだけ。だだし、ひとりでも多くの人が見に来てくれたほうが効果が高い。
日本と非常によく似ていて、女性は14歳と34歳、男性は24歳と44歳が厄年にあたる。厄落としの方法はユニークで、男女とも厄年になると馬の肉片を自分の年齢の数だけ親戚や友人の見守る中で食べる。
そしてそのあとは一昼夜もの長い間、歌い踊り明かすとか。お国柄を反映していて興味深い。
宗教や地域によって違いはあるものの、よく知られているのに男女とも4歳から4年ごとに厄年がやってきて50代まで続くというもの。厄を払うためには、隣近所の老人を訪ねて布地を継ぎ足して身につけるものをつくる。この衣装が厄落としになると考えられている。
宗教によって厄年も違ってくるが、最も一般的なのは、女性13歳、33歳、53歳、男性は23歳、43歳、63歳とされる。厄落としは、親戚や友人が集まって等身大の泥人形をつくり、原色の衣装を着せたあとに水に流すという方法。水に流しに行くとき、本人は必ず家にいなければいけない。
ちなみに家に着いたらお札は東か南向きの少し高いところに祀り(仏壇に祀ってはいけない)水・酒・おもちを供える。水は生命の源であり、お酒は100種のお供え物、もちは50種のお供えと同じ効果がある。
そして神様はきれい好きなので、お札とお札のある場所は常に清潔に保つこと。
こうして1年過ぎたお札は、また大師様に納めにいけば供養(焼却)してもらえる。
|
文献上で確認される厄・厄年は、平安時代までさかのぼることができる。「源氏物語」には、藤壷と紫の上が当時の厄年といわれる37歳にあたり、厄払いをする様子が描かれている(ちなみに藤壷はこの年心労で亡くなる)。また平安時代の”スーパー権力者”藤原道真も、ことあるごとに厄払いをしていたという。 |